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松長昭先生（文学博士）によるご講義のDVD出版をご紹介申し上げます。 概要は以下の通りです。 「この講義DVDでは、トルコ、中央アジアの高名な研究者である松長昭先生から、現代トルコ、そして現代トルコを理解するための歴史についてのご講義をしていただいている。 これを収録している2018年というのは、ちょうど第一次世界大戦が終了して100週年にあたる。 戦場はヨーロッパだけだと思っている日本人が多いが、中東、トルコも重要な戦場であった。 当時のトルコはオスマン帝国であり、ドイツと同盟関係にあった。戦争の終結を約したムドロス休戦条約上は「休戦」ではあるが、実質は「敗戦」である。 この「敗戦」の結果、オスマン帝国は解体されてゆき、イスタンブール、イズミルなどトルコの主要都市は英仏等の戦勝国に占領されてしまう。 しかも戦勝国はトルコにセーヴル条約を迫り、帝国を解体、アナトリアに押し込めてしまおうというのが当時ヨーロッパのトルコに対する意図であった。 特にギリシャがトルコ各地を占領してしまう。 しかしそれを認めることができないトルコの軍人たちもいて、その中には後にトルコ初代大統領アタチュルクとなるムスタファ・ケマルがいた。 立ち上がった彼は独立運動を英仏伊ギリシャに対して挑むことになる。 ここから先生のご講義は始まる。」 |
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